麻疹の症状は咳、鼻水、発疹、高熱、合併症として肺炎、中耳炎などがあり成人が罹患すると重症になりやすい病気です。ワクチンで撲滅されたようにみえますが、外国からの輸入感染症となって大阪、東京のほか 全国各地で発生がみられるようになっています。年齢は30歳から40歳代です。年齢が30歳以上の人は風疹同様、麻疹ワクチンが1回接種の人が多いと考えられます。30歳以上でワクチン歴が1回もしくは不明の人は麻疹・風疹ワクチン混合(MRワクチン)の接種を勧めます。
現在キャンペーンで啓発している風疹抗体価陰性の人への風疹ワクチン接種も実際はMRワクチンの接種を実施しています。質問があればいつでもお尋ねください。